示談交渉サービスの有難さを身をもって知りました

私は上田市の注文住宅で評判の家族の運転する車に乗車していた際に事故を起こしてしまったことがあります。赤信号による停車時に、そこで下車しようと後部左側ドアを開けた際に後ろから来た原付自動車と接触事故を起こしてしまったのです。私の後方確認不足でした。

原付に乗っておられた女性は仕事に向かう途中で、ハンドルを握っていたその右手小指を骨折させてしまいました。彼女はそのまま病院へ。そして、私と家族はその場に残って警察の実況見分に立ち会い、その後すぐに家族が加入していた保険会社に連絡を入れました。

幸いなことに女性は右手小指の骨折のほかはけがはないとの診断で、改めてお宅へ伺いお詫びに伺ったりしながら、経過についても保険会社と都度相談していました。

しかし暫くして、女性が指の傷みから仕事を辞められたとのこと、その損害を含めて補償するよう女性の夫から自宅に頻繁に電話がかかってくるようになりました。謝罪にも毎日来いという言動もみられ、やむなく保険会社に電話の音声録音テープをもって相談、弁護士の方に交渉をお願いすることになりました。数日後弁護士の方から示談成立の旨連絡をいただき、先方のご家族の方からも、行き過ぎた言動につき謝罪いただき、またこちらも事故を起こしてしまったことについて改めて謝罪することで落ち着きました。

加入していた保険が示談交渉サービスが付帯されていたもので本当に助かりました。誠意をもって謝罪しているつもりでも当事者間でこじれてしまうことは残念ながらあります。その時に第三者に間に入っていただく重要性を痛切に感じた一件でした。